恵方参りについて

皆様は「恵方参り」というのをご存じですか?


毎年、その年1年間、私たちに願いが叶うチャンスをくださる神様を歳徳神(としとくがみ)といい、
その神様が1年間いらっしゃる方位を「歳徳(としとく)=恵方(えほう)」と呼びます。(※恵方は毎年変わります。)

 

恵方にある神社・仏閣・教会へお参りに行くことで、願いが叶うチャンスをいただけると言われています!

ぜひ恵方参りをしてみてください。

(※神社・仏閣・教会は聖地なので、凶方位の影響は受けません。いつでもお参りいただけます。)


1. 恵方の方位を確認しましょう。

●2022年2/4~2023年2/3までの恵方は、【壬(みずのえ)】(北の中でも

北西寄り10°の北)

 

※恵方は毎年東西南北のいずれかになりますが、恵方方位は十干の方位で見ます。(例:方位盤の下が北方位です。方位盤の内枠には「北」と書かれていますが、外側に「癸(10°)+子(10°)+壬(10°)」と分かれているのがお分かりいただけると思います。)その年のチャンスの神様がいる方位は、こちらの十干(天の気)の方位で見ます。境界線ギリギリは気が混じりやすいので、避けてくださいね。

 

 

(画像は、『2022年遁甲盤入り手帳』(三省堂書店/ 創英社)様よりお借りしました。)



2.その年の恵方神社・仏閣・教会を決めましょう

ご自宅から750m以上離れた、恵方方位にある神社・仏閣・教会を今年の恵方神社・仏閣・教会として決めましょう。神社・仏閣・教会の大きさは関係ありません。恵方の方位にある場所で決めてください。(ただし、稲荷神社と墓地のみのお寺は恵方参りに適していません。)

※「あちこち方位」という無料アプリが、ご自宅からの方位と距離がわかり、大変便利ですよ!(気学30/60°、偏角なしで設定してください。)



3. 恵方参りの仕方

①神社の場合は、本殿についたら二礼二拍手し、「住所・氏名」に続いて「恵方参りに参りました」と告げ、左の写真のようなポーズ(右手人差し指を上に上げて、左の人差し指を下に向ける)をします。(※仏閣の場合は二礼二拍手ではなく、合掌してください。それ以外は同じです。)

 

※このポーズを人前でするのはなかなか勇気がいると思いますので、胸の前で両手をくっつけて小さくポーズをしていただいて構いませんし、場合によってはポーズをしなくても構いません。

 

②(写真のポーズをしながら)願い事を一つ神様にお伝えください。

③神様に聞いていただいたら、この言葉でしめくくります。

・私にチャンスをお与えください。

・私にチャンスを見抜く目をお与えください。

・私にチャンスに乗る勇気をお与えください。

 

④最後に深く一礼をして神様にお礼を伝え、恵方参り完了です!

 

 

※恵方参りは立春・夏至・冬至に行くと良いと言われています。さらに春分・秋分・毎月の節がわりに参拝もおススメです。もちろん行けるなら毎日行って構いません。



4. お札や破魔矢をいただいたら

恵方参りをした神社・仏閣・教会のお札や破魔矢をいただいたら、恵方に向けて置いてください。例えば、2022年の恵方は「壬(みずのえ)」ですので、お札や破魔矢の正面が壬の方位に向くように、反対側の南(丙ひのえ)においてください。